人気急上昇中のSF異世界転生作品『俺は星間国家の悪徳領主!』。アニメ化・コミカライズも展開されている本作ですが、「原作小説はどこで読めるの?」「“なろう”で読めるの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、原作小説の配信サイトや書籍情報、WEB版の有無、そして読者から評価の高いおすすめエピソードをまとめてご紹介します!
- 原作小説が「なろう」ではなく「カクヨム」で読める理由
- 書籍版・電子版それぞれの入手方法と違い
- 読者に人気のおすすめエピソードを厳選紹介
『俺は星間国家の悪徳領主!』は“なろう”掲載作品?
「小説家になろう」には掲載されていない
WEB連載は「カクヨム」&書籍版がメイン
原作小説の読み方と入手方法
無料で読むなら「カクヨム」がおすすめ
紙の書籍・電子書籍でじっくり読む方法
初めての人に読んでほしいおすすめエピソード
第1章:リアム誕生〜悪徳領主計画の始まり
第4章:ロゼッタとの政略結婚とすれ違い
第8章以降:クレオとの衝突と陰謀劇
俺は星間国家の悪徳領主 なろう 原作 小説 読み方のまとめ
原作を知ることでさらに深く楽しめる!
「小説家になろう」には掲載されていない
『俺は星間国家の悪徳領主!』は、「小説家になろう」には掲載されていない作品です。
そのため、“なろう発”と呼ばれる他の転生・異世界系ライトノベルとは経路が異なり、一部読者にとっては「どこで読めるの?」と疑問を抱きやすい作品となっています。
実際に「なろう」で検索しても、公式の掲載ページはヒットせず、原作の掲載媒体は別の小説投稿サイトに存在しています。
この点を知らずに「なろう」で検索して見つからなかった読者が、「掲載終了した?」「削除された?」と誤解するケースも少なくありません。
ですがご安心ください。本作は現在も他のWEB小説サイトにて連載継続中であり、後述する「カクヨム」などで読むことができます。
つまり、“なろう系”と呼ばれるジャンルに近い内容ではあるものの、実際の出典は「なろう」ではないという点が大きなポイントです。
WEB連載は「カクヨム」&書籍版がメイン
『俺は星間国家の悪徳領主!』の原作小説は、KADOKAWAが運営する小説投稿サイト「カクヨム」で連載が行われています。
そのため、「なろう」では読めませんが、公式に無料で公開されているWEB小説としては“カクヨム”が主要なプラットフォームとなっています。
カクヨム上では、連載形式でエピソードが順次公開されており、最新の展開やWEB限定エピソードなども楽しめるのが魅力です。
さらに、WEB版をベースに加筆修正を加えた書籍版(電撃の新文芸レーベル)も刊行されています。
書籍では、挿絵やカバーイラスト、各巻ごとの構成が丁寧に作られており、コミカライズやキャラ紹介などのビジュアル面も強化されています。
読者は、WEB版で気軽に読み進めるもよし、書籍版でじっくり物語を堪能するもよしという二重の楽しみ方ができるスタイルとなっています。
現在のところ、カクヨム連載と書籍版の両方が継続中ですので、どちらからでも作品の世界に入り込むことが可能です。
無料で読むなら「カクヨム」がおすすめ
『俺は星間国家の悪徳領主!』の原作を無料で読みたい方には、小説投稿サイト「カクヨム」の利用がおすすめです。
カクヨムはKADOKAWAが運営する公式WEB小説プラットフォームで、本作も原作者・三嶋与夢先生によって正式に連載されています。
登録不要で読むことができ、PC・スマホ・タブレットなど様々な端末に対応しているため、通勤・通学の合間にも気軽に楽しめます。
また、カクヨム版では、書籍化された内容の原型や、WEB限定の補足描写・展開も含まれており、原作ファンにとっては見逃せない内容が満載です。
書籍化に伴う加筆修正前のオリジナル文面を読めることもあり、作品の成り立ちや作者の意図を探る手がかりにもなります。
カクヨムでの読書は完全無料ですが、アカウントを作成すれば「しおり機能」や「フォロー」「お気に入り登録」なども可能となり、より快適に使えます。
まずは気軽にWEB版で物語に触れてみて、気に入ったら書籍版やコミカライズへステップアップするのもおすすめです!
紙の書籍・電子書籍でじっくり読む方法
『俺は星間国家の悪徳領主!』をじっくりと読みたい方には、書籍版の購入がおすすめです。
本作はKADOKAWAのレーベル「電撃の新文芸」より刊行されており、全国の書店やAmazon・楽天ブックス・hontoなどの通販サイトで入手可能です。
紙の書籍では、イラストレーター・ミユキルリア氏による豪華なカバー&挿絵が物語の世界観を視覚的に補完し、作品の没入感をさらに高めてくれます。
また、電子書籍版も同時に配信されており、Kindle、BOOK☆WALKER、LINEマンガなど各種プラットフォームに対応。
スマホやタブレットでいつでもどこでも読書できる利便性があり、本棚を圧迫せず気軽にまとめ買いできるのも魅力です。
書籍版はWEB版よりも表現がブラッシュアップされており、加筆修正や巻末のおまけ要素など、“書籍ならでは”の価値があります。
読み応えを求める方、コレクションとして手元に置いておきたい方には、書籍版が最適な選択肢です。
第1章:リアム誕生〜悪徳領主計画の始まり
『俺は星間国家の悪徳領主!』を初めて読む方にとって、最も重要なのが第1章です。
この章では、主人公リアムが地球でのブラック企業勤務を終え、異世界・星間帝国に転生するという本作の起点が描かれます。
転生後、幼いながらも貴族家の当主として目覚めたリアムは、「今度こそ悪の領主として自由に生きる!」という決意を固めます。
しかし彼の悪行(と本人が信じている行動)は、地球的な倫理感やサラリーマン的な効率主義に基づいており、結果として“理想の領主”として民衆から賞賛されてしまうという皮肉な展開が始まります。
この“勘違いコメディ”の土台が築かれるのが第1章であり、本作のテーマや方向性を理解するうえで欠かせない部分です。
また、「案内人」という謎の存在との出会いや、“課長”という前世の影響を引きずる心理描写も登場し、SFと異世界転生が融合する独自世界観の入り口として非常に魅力的です。
本作の面白さがギュッと詰まった第1章は、まず読んで損のないスタート地点です!
第4章:ロゼッタとの政略結婚とすれ違い
本作におけるヒロイン・ロゼッタとの関係が大きく動き出すのが、第4章の政略結婚エピソードです。
没落した貴族家の娘であるロゼッタは、家の再興のためにリアムとの婚約を受け入れますが、当初は愛情よりも義務感に近い関係で始まります。
一方、リアムも「結婚すれば格好がつく」という皮肉な発想で結婚を進めており、互いに本音を伝えないまま、すれ違いが続くのがこの章の肝です。
この章では、リアムの“不器用な優しさ”やロゼッタの“誇りと不安”が丁寧に描かれており、感情描写にグッと引き込まれる読者も多い章です。
特に印象的なのは、リアムが“悪徳領主”を演じながらも、ロゼッタを幸せにしようと無意識に努力している点。
それをロゼッタが誤解しつつも感謝し始める様子は、本作ならではの“ズレた好意”の象徴的なやり取りとなっています。
やがてこの関係は信頼と愛情に変化し、後の結婚式エピソードへの感動的な伏線としても機能します。
恋愛要素が好きな読者には、この第4章が特におすすめです!
第8章以降:クレオとの衝突と陰謀劇
物語が大きく動き出すのが、第8章以降のクレオとの対立構造です。
かつてリアムに憧れ、弟子のような存在だったクレオが、やがて敵対する存在へと変貌していく過程は、シリーズ屈指の人間ドラマとして高い評価を受けています。
その背景には、皇帝バグラーダの陰謀や、禁忌技術の利用といった複雑な政治構図が絡み合っており、単なる戦いでは終わらない心理戦と戦略の応酬が展開されます。
とくに注目すべきは、クレオが禁断の技術に手を出し、リアムの遺伝子から生まれた“3588番(リリー)”というクローン少女を戦力に加える点です。
この展開により、リアムは単なる敵ではなく、「かつての自分」「倫理的な問題」「未来を託す存在」と多くのテーマに直面することになります。
戦闘シーンも緊迫感が増し、艦隊戦・地上戦・心理戦が同時進行する構成は読み応え抜群。
さらに、マリーやティアといった副官たちの活躍も大きくフィーチャーされ、「誰がリアムの真の味方なのか?」を問う場面も増えていきます。
この章以降は、物語の核心に迫る内容が続きますので、一気読み必至のエピソード群としておすすめです!
俺は星間国家の悪徳領主 なろう 原作 小説 読み方のまとめ
『俺は星間国家の悪徳領主!』は、“なろう”こと「小説家になろう」では読めない作品ですが、「カクヨム」で原作小説が無料公開中です。
さらに、加筆修正された書籍版(電撃の新文芸)やコミカライズなど、多彩なメディア展開が進んでおり、読者の好みに合わせて楽しみ方を選べる点も大きな魅力です。
原作小説は、笑い・皮肉・戦略・恋愛が絶妙にブレンドされた内容となっており、一度読み始めれば止まらない中毒性があります。
特におすすめなのは、第1章の転生導入、第4章のロゼッタとの関係構築、そして第8章以降のクレオとの対立エピソード。
それぞれが作品の核となるテーマを持ち、読者の心を掴む名場面の連続です。
「なろう系が好きだけど少し違う作品を探している」「勘違いコメディが好き」「政治・SF・恋愛ぜんぶ入りが読みたい」
そんな方には、間違いなくおすすめできる一作です。
まずはカクヨムで、この記事のまとめ
- 原作小説は「カクヨム」で無料公開中
- 書籍版は加筆・挿絵付きで読みごたえ抜群
- 第1章〜第8章が初見にもおすすめの名エピソード
- “なろう未掲載”でも十分魅力的な異世界転生作品
- 政治・戦略・恋愛が絶妙に絡む人気シリーズ
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